・歩き
足はまずつま先をムービークリップとして作成し、中心点をくるぶしに置く。次にふくらはぎ部分を作成し、くるぶし部分でつま先を接続。中心点をひざに置く。さらにふともも部分を作成し、ひざ部分にふくらはぎを接続。股関節部分に中心点を配置する。そうしてできた足で歩いて見えるよう、つま先・ふくらはぎ・ふともものそれぞれに対して回転角をつけてやる。「変形」パネルの「回転」で角度を指定してやることで行う。まずふとももにモーショントゥイーンを設定。最初のフレームに+の角度をつけ、足を前に出してやる。最後のフレームにも同じ角度をつけ、これを歩きの1サイクルとする。そしてちょうど真ん中のフレームに−の角度をつけることによって足が後にいった部分となる。これで足全体が前後に動くアニメとなる。これを2本用意して前後が逆になるように角度を設定してやれば一応足のように見える。しかしそれでは丸太ん棒のような動きになってしまうので、ひざやくるぶしにも角度をつけて自然な動きにしてやる。さらに腕も同様な方法で作成する。これを胴体部分と組み合わせる。動きを自然にするため、胴体は足の動きに会わせて上下動を加えてやるとなおよい。歩きの難しいところは、「必ずどちらかの足が地面に接触していなければならない」ということで、身体全体に上下動を加えてそれを実現することになる。ただ、現時点での作例では多少軸足が浮き上がったり地面にめり込んだりしている。